ビルの魅力を最大限に引き出し、再興へ|新桜川ビル

地下鉄千日前線 桜川駅直結。徒歩1分。
築60年、レトロでモダンな出で立ち。
併存住宅として、当時は最先端のモデルであった新桜川ビル。
特徴的な扇状の外観に加え、既製品がまだ少なかった時代にオリジナルでデザインされた。
多くの建具や金物、照明器具からもビルの希少性が感じられる。
そんな価値ある建物であるにもかかわらず、
阪神高速が建設されてからというものの、騒音で窓も開けられない…という住まいとしては大きな問題にぶつかってしまった。
環境の変化は物件にも影響を及ぼし、いつしか空室が目立つようになってしまった。
大阪の都心とされるミナミエリアへも徒歩圏内で、電車でも乗り換えナシでふらりと繰り出せる。
そんな素敵なまち、桜川。
容積率にはまだ余裕があり、建替えればより高層の建物も建てられる立地だが、ビルオーナーは、この個性的なビルを壊してしまうのはどうにももったいないと考えていた。
弱点にもなり得る不整形な貸室。
逆にそれを面白いと思うユーザーがいるはずだ!

騒音を逆手に取り”多少の音出しはOK”のクリエイター向けのアトリエ兼住居へ。
隣戸と接する部分には防音性能を持つ壁を設けた。
共用部においては、外壁塗装、屋上防水、電気・ガス・給排水管の更新を行い、まずは建築物としてのインフラを整備。
テナントビルにおいて水廻りの清潔感は重要なポイント!
男女共用だった便所は男女別にして新設。
本来あるビルの魅力を引き出すため、既存のパーツはできるだけ再利用し、リノベーション時は建物の強度を下げる恐れがある工事は行わなかった。

現在では、桜川の新たなランドマークに。
旬な街へと急変化する桜川のシーンを引っ張るランドマークとして、空室待ちまで出る人気のビルに生まれ変わったのだ。
さらに、リノベーション・オブ・ザ・イヤー2017総合グランプリを受賞。
工事前は半数以上が空室だったビルが今は満室稼働である。
1,2階では魅力的なテナントが営業中。ビルを使ったイベントも不定期で開催されている。
ビルの魅力を最大限に引き出した、この物件に一度訪れてみてほしい。
新桜川ビル
大阪市浪速区桜川3-2-1
地下鉄千日前線・阪神なんば線『桜川駅』徒歩1分
南海高野線『汐見橋駅』徒歩2分
関連リンク
Arts&Crafts
https://www.a-crafts.co.jp/
新桜川ビル「モダニズム再興」
https://www.a-crafts.co.jp/works/3700/
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